黒豆の栄養

大豆パワー+黒皮=すぐれたヘルシーフード黒豆

「蒸し大豆」もすばらしい健康食材ですが、さらに驚くべき健康食材が実は「蒸し黒豆」です。
黒豆は、古来より漢方の世界では、非常に希少価値の高い薬効のある食べ物として評価されてきました。 黒豆の皮をむくと、中身は普通の黄大豆と一緒で成分も同じです。

普通の黄大豆と比べて強い健康パワーを持っているその違いはこの黒い豆にあります。 黒い皮に含まれいる成分(アントシアニン)が今、すぐれた機能性成分として注目を浴びています。 大豆パワーとアントシアニンパワーを兼ね備えた黒豆は、大変すぐれたヘルシーフードといえます。

大豆パワー+黒皮パワー=黒豆パワー

パワーの源は、アントシアニン

アントシアニンとは、近年、テレビや雑誌などで抗酸化作用のある物質としてよく話題となるポリフェノールの一種です。多くの成人病の原因になるといわれている活性酸素の害を抑える働きを抗酸化作用といいますが、特に黒豆のアントシアニンの96%を占める「シアニジン」は、他の種類のアントシアニンに比べてたいへん優れた抗酸化力を持っています。
※「シアニジン」・・・正式には「シアニジン-3-グルコシド」といいますが、ここでは略して「シアニジン」と表示しています。

抗酸化物質とは?

金属が錆びたり、ゴムが古くなってもろくなる現象などを、科学的に総称して「酸化する」といいます。酸化は人体の中でも起こり、いろいろな病気の引き金になるといわれています。

体の中に入った酸素の一部がこの活性酸素という物質に変化し、この攻撃をうけると体の細胞が傷付けられてしまいます。また、紫外線・放射線・薬物・ストレスなどは活性酸素を多量に発生させます。
この、活性酸素の害を抑える働きをもつ物質が「抗酸化物質」といわれるものです。
抗酸化物質は、もともと体内に存在する酸素や、食事などで取り込むビタミンEやC、赤ワインブームのきっかけとなったポリフェノール類、などが代表的です。
その中でも、黒豆のアントシアニンは強力な抗酸化物質といわれています。

お湯に溶けだすアントシアニン

黒豆のアントシアニンは、赤紫色をした色素です。お湯に黒豆を入れると、アントシアニンが溶け出してくるのがよくわかります。 赤紫色のこの煮汁こそ、黒豆の健康パワーの源です。

お湯を注いだ直後→5分後→10分後
赤紫色のアントシアニン(ポリフェノール)が黒豆から出てきているところ